脳の使い方

佐藤富雄さん曰わく、人間の脳には古い脳(大脳辺縁系)と新しい脳(大脳新皮質)に分けることができるそうです。

古い脳は、自律神経系と呼ばれるもので、呼吸、心拍、消化、吸収など無意識に行われている体のリズムをコントロールしているそうです。

新しい脳は、ものを考えたり、判断したりと人間の意志の部分を担当しているということです。ちなみに、人間と他の動物との圧倒的な違いは、この新しい脳を著しく発達させたことにあるそうです。

そして、この古い脳と新しい脳は、新しい脳の働きの1つである「想像力」で結びつけられているということです。

口ぐせに関して大切な脳は古い脳です。なぜなら、佐藤富雄さん曰わく、古い脳は、本当にあったことと想像したものの区別をすることができないということだからです。

私はこの部分を読んだ時に、すごく反応してしまいました。というのも、「だったら、自分の都合の良いイメージを想像してしまえばいいじゃないか!」と思ったからです。

古い脳は本当にあったことと想像したものを区別できないんなら、新しい脳で自分が望むことを想像してしまえばいいじゃないかぁー!」と思ったわけですね。

と同時に次のようにも思いました。「悪い想像をしたら、古い脳はそれを本当のことと思ってしまうじゃないか。。なるべく、悪い想像はしない方がいいな。っていうか、究極の前向きの方がいいかもしれない。」と。

実際、佐藤富雄さんは次のように言っています。

悪口とか否定的なことを言いそうになったら、それをどう肯定的な言葉で表現していくか考えなければなりません。言葉の使い方一つで人生は驚くほど変わります。なりたい自分になるためには、まず自分の言語習慣を見直してみることです。」(「あなたが変わる「口ぐせ」の魔術—言葉の心理学・生理学」より)

本当のことと想像したことを区別できない古い脳にどんなメッセージを送るかで、自分の人生が良くなるか悪くなるかが決まってしまうんですね。どうせなら、良くなるメッセージを送りたいものです。

また、古い脳は時限や人称も区別できないそうです。佐藤富雄さんは著書「「叶えたい夢」が大きい人ほど成功する!—口ぐせ博士の脳を活かす思考術」で次のように語っています。

自律神経系は、その人が口にする言葉にとても敏感に反応します。また、現実と想像の区別をしません。時限や人称を区別することもありません。そういう特異な性質があるのです。
ですから、過去や未来のことを語っていても、自律神経系はすべて現在進行形のことと受け止めます。「三年前にこんな辛いことがあった」「将来の経済状況が不安でしかたがない」などと言おうものなら、今、この場で自分の身に辛いことが起きている、貧乏になって困っている、という反応を示します。

自律神経系、つまり古い脳は、事実も想像も時間も人称も区別できないんですね。だからこそ、自分の目的や夢がかなうように、良い意味でだまして、良いメッセージを送り続けたいものです。

言葉があなたを作るに続く »

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